2014年9月30日

わかりやすい!田中家を参考に考える「オフグリッドへの道筋」

9月15日発行の田中優 有料・活動支援版メルマガ
第73号 『オフグリッドへの道筋』 です。


「オフグリッドしたい・・けど、まずは何から始めればいいの?」

「電気を自給自足する場合、うちはどのくらいのバッテリーが必要なの?」

「節電・省エネするにはどうしたらいいの?」


そんな疑問に、田中優の自宅での暮らしを例にわかりやすく解説しています。

田中家では今までも極力節電グッズなどを使っていましたが、
今回見直しをしてみたら、まだまだ省エネできることがわかりました。

そこで更に面白い節電アイテムも導入してみました。

電気のことが全く素人の私でも「なるほど!」とよく理解できます。

電気料金をもっと低くしたい方もぜひご参考ください。(スタッフ)


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□◆ 田中 優 より ◇■□■□


『オフグリッドへの道筋』


 ■電気のシステムプラン

・・・もちろん今後もオフグリッド生活を続けていくつもりだ。今後も電気を自給して暮らす。きちんと電気需給プランを考えようと思った。 そのために第一に必要になるのが電気消費量の把握だ。

 電力会社につながっていると、ついつい消費量を考えずに暮らしてしまう。「いい」と思えば新たな電化製品を買い込み、それがどれだけ電気を食うかは考えない。しかし自給するとなると、第一に大事なのが電気消費量の把握なのだ。

 電気の消費量が決まれば、バッテリーの必要量が決まる。バッテリーの必要量が決まれば太陽光発電パネルの必要量が決まる。するとそれぞれの装置に必要な広さが確定するという順序なのだ。

 電気消費量すらわからずに「どうしたらオフグリッドにできますか?」と聞いて来る人が多いが、まず「どのぐらい必要なのか」が先でなければ設計できないだろう。「ではあなたの家の電気消費量は月どのぐらいですか?」ときいても「さぁ?」という人が多い。毎月の電気料金すら把握していない人が多いのだ。
これではオフグリッドに進めない。

 大事なのはまず、自分の電気消費量を把握すること、そしてその電気消費量を、合理的にスリムにすることなのだ。

 具体的に考えてみよう。


(中略)


 そこで電化製品ひとつひとつを確認しながら電気消費量を把握してみた。電化製品をひっくり返して裏に小さく書いてある消費電力量を把握する。把握する数字は、一応最大消費で把握しておくのがいい。扇風機は最大風量で45Wだったが、実際にはそんな強い風で使うことはないとわかっていても、最大量で把握しよう。


・・・これで個別の製品の消費W数が把握できる。これで「電子レンジが2000W、ドライヤーが1200W」というように把握できる。

 我が家を実際に調べてみたのが(図3)だ。





(中略)

・・どうだろうか、電気の自給生活を現実味を帯びて感じてもらえただろうか。電気を自給していくには、何より節電が重要なのだ。それがわかると今すぐにでもできることがあることに気づく。そう、今からオフグリッド生活に向けて助走しよう。それは「努力忍耐」ではなく、「省エネ製品」と「使用時間数」に敏感になることだ。


 今、太陽光発電を設置して売電していたとしても、10Kw未満の家庭の太陽光発電からの売電は10年間で終わってしまう。その後の買取価格は著しく下げられてしまう見通しだ。それならば、売電価格が下げられてしまう時点でオフグリッドしてはどうだろうか。

 そう考えると「未来の可能性」が見えてくる。

 たかが電気に命を掛ける意味などないのだ。








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第73号 『オフグリッドへの道筋』

・電気のシステムプラン
・ブレーカー対策で、個別家電の電気消費量を調べる
・蓄電に大事なのは「累積」消費量
・累積電気消費量が大きいものは意外なものばかり
・"電気富豪"、"電気貧乏"
・オフグリッドは可能だ

 
写真・グラフも添付された全文は、こちらよりお読みください



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