2015年7月25日

「自由と平和のための京大有志の会」の声明書に賛成します

田中優 「これに賛成です。」 


学問は権力の下僕ではない…京大有志の声明、共感広がる
(朝日新聞2015.7.18)
 http://www.asahi.com/articles/ASH7J7503H7JPTIL049.html   

「自由と平和のための京大有志の会」の声明書(全文)   

戦争は、防衛を名目に始まる。 
戦争は、兵器産業に富をもたらす。 
戦争は、すぐに制御が効かなくなる。 
戦争は、始めるよりも終えるほうが難しい。 
戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。 
戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。   

精神は、操作の対象物ではない。 
生命は、誰かの持ち駒ではない。 
海は、基地に押しつぶされてはならない。 
空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。 
血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、 知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。   

学問は、戦争の武器ではない。 
学問は、商売の道具ではない。 
学問は、権力の下僕ではない。   

生きる場所と考える自由を守り、創るために、 私たちはまず、
思い上がった権力にくさびを打ちこまなくてはならない。