2018年1月29日

「何のための水道民営化なのか」

田中優有料・活動支援版メルマガのお知らせ

2018.1.15発行号は
「何のための水道民営化なのか」 です。

水道の民営化の話が国会で加速しています!


民営化されると何が起きるのか?
誰が得をするのか?
本当に必要なのか?
解決策は他にないのか?


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▼以下、メルマガ本文より

 事実上、好き勝手に水道料金を含めて変えることが出来てしまうのだ。世界では1980年代から民営化が流行り、料金を安くするとして推進された。その結果はどうなっていたのか。いくら調べても安くなったという報告はない。逆に高くなったという事例は枚挙にいとまがないほどだ。 
 
 考えてみれば当たり前だ。水道の民営化ということは、公営なら必要がなかった民間会社の株主などへの「利益」が加わるのだから、安くなるはずがないのだ。そして民営化したどの国でも、水道料金は値上がりした。

しかも水質の悪化も進んでしまうことが多かった。おかげで水質悪化に伴って病気の発生した国も多く出た。そのために今やそれらの国で進められているのは「再公営化」なのだ。

 ところが周回遅れの日本では、今更ながら水道民営化が進められようとする。実は昨年にも同じ動きがあった。2017年3月に水道法の「改正」が閣議決定され、民間事業者が参入しやすいように改正される予定だった。ところが「モリ・カケ」解散により、「水道法改正案」(193閣法49号)は審議入りすらせずに、完全に廃案になったのだった。

 それが今回実施されることになったという内容だが、前回よりも値上げの手続きが簡素化されている。まるで水道料を値上げすることが前提になっているような法改正なのだ。

 直面する課題解決のためと言うが、何が課題なのかよくわからない。何のためなのか知るために一つひとつの理由を検証してみよう。 ・・・

 

◆ こちらもご参考ください◆ 


2017.9月にアップされました田中優の原稿です↓
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『官僚だけが大儲け。

日本を破壊する「水道民営化」のトリックに騙されるな=田中優 』
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