2014年3月3日

『電気の未来には送電線網(グリッド)が不可欠(後)』

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『電気の未来には送電線網(グリッド)が不可欠(後)
(2/28発行) <抜粋> 「前号で太陽光発電からの電気の流れについて説明した。
 
 結論を言えば、FITの仕組みはフェアでなくツケを家庭などの小さな消費者に回し、
せっかく発電した太陽光発電の電気は大きく送電ロスされ、売電すれば約38円で売れて
儲かるものの、その電気はアテにできない。  電力会社が「回避可能費用」として計算する「減らせた電気」はわずか8.06円として
いるのは、事後的に減らせた電気として考えるしかないためだ。 したがって事前にアテにできない電気なのだから、発電所を減らすことはできない。  結果としていくら太陽光発電が増えたとしても、原発が減らされていく可能性は限りなく低いのだ。」 (中略) 「いよいよ二年後に電力の自由化が迫った。しかも同時に送電線網の支配も終わる。
この今のタイミングで何が必要なのか、考えた方がいい。  自然エネルギーの買取りの仕組みで儲けることばかり考えるのではなく、次の時代の
グリッドを考えるときだ。」  
 
<項目> ・真に必要な仕組みは何か ・日本の電気料金は高いのか ・最大は発電設備ではなく送電設備 ・スマートグリッド ・日本は宝の持ち腐れ ・コミュニティーグリッドへ ・自由化後のグリッドを構想する

 
 


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