2014年10月15日

私たちの貯金や電気料金が東電を支えている


田中優より

「3銀行、東電への無担保融資継続 コスト削減を評価」という記事なのだが、
当然無担保なのだから金利は高く設定されただろう。

知られていないことだが、「総括原価方式」かかったコストに
適正利潤(今だと約3%)を加えてみんなの電気料金から取れるが、
の適正利潤の率は借りたお金の金利によって上下するのだ。

だから高い金利ならそれだけ利潤が上がることになる。
こうして金融機関もまた原発マフィアのメンバーとなっている。」





▼3銀行、東電への無担保融資継続 コスト削減を評価 (共同通信社 2014.10.9)
http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2014/10/post-9542.html


三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行の3行が東京電力に対し、
計数百億円の無担保融資を継続する方針を固めたことが8日、分かった。
今月末が返済期限だったが、半年間の借り換えに応じる。

東電は数土文夫会長の下でコスト削減を進めており、2014年3月期に続き、
14年4~6月期も経常黒字を確保した。

3行は東電の収益状況が回復基調にあり、柏崎刈羽原発(新潟県)が再稼働しなくても
短期的な財務状況に問題はないと判断。中部電力と7日に火力発電事業の包括提携で
基本合意するなど、経営改革が進んでいる点も評価した。