2015年6月23日

廃タイヤの人工魚礁、狙い外れ海洋環境に悪影響

田中優より
 「人工漁礁を作ると埋め立てたタイヤ、かえって環境破壊につながっていて 
回収を始めるそうです。 グッドイヤー社の発案だったそうですが、バッドアイデアでしたね。」   

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 ▼「廃タイヤの人工魚礁、狙い外れ海洋環境に悪影響」 
http://www.afpbb.com/articles/-/3050577  

南フランスのリゾート地、カンヌ(Cannes)のビーチ。
ここでバカンスを満喫する観光客や映画スターたちは気付いていないかもしれないが、
キラキラと輝く 波の下には、海洋環境の改善を目的に意図的に沈められた廃タイヤ
数万個が沈んでいる。このタイヤが厄介な問題を引き起こしている。  

1960年代には、廃タイヤによる人工魚礁は、すべての関係者にメリットをもたらす構想
だと考えられていた。タイヤを海中に沈めて人工魚礁を作れば、海洋生物の定着・繁殖
のための環境を整えると同時に、漁業を活性化し、さらには不要廃棄物も一挙に処分
できると期待された。しかし、それから数十年が経ち、数百万個のタイヤが海に沈めら
れた結果、当初の狙いとは逆に汚染問題への懸念が広 がっている。・・・