2015年8月19日

福島みずほさん「安倍総理の奇妙なレトリック」

田中優より 

「戦争は平和だ」「殺人は救助だ」    

ばからしい論議につきあうより、法案をなくすことの方が大事だ。 
みずほさん、大変ですが頑張ってくださいね。

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福島みずほさん「安倍総理の奇妙なレトリック」(BLOGOS 2015.8.17) http://blogos.com/article/128712/  


(抜粋)

9 安全保障関連法案は、「戦争法案ではない」


 ◆戦争法案である。
  できなかった戦争ができるようになるのであるから、戦争法案である。日本国憲法下でできない集団的自衛権自衛権の行使ができるようにし、後方支援という名のもとに、武器を運搬し、戦場の隣りで、弾薬を提供できるようにし、戦争支援をすることができるようにするのであるから、戦争ができるようになる。
  今まで、戦場で武力行使はしない、できないとしていたことをできるようにするのである。政府は、戦争をしないとしていたことが、政府は、集団的自衛権の行使ができるようになるのであるから、戦争ができるようになる戦争法案である。
  わたしは、戦争法案の削除要求を自民党から受けたが、そのときに、戦争法案ではなく、戦争関連法あるいは戦争につながる法ではどうかと言われた。そこまで言うのであれば、戦争法案で何が問題か。
  結局、戦争法案という言葉は、議事録にアップされた。