2015年10月11日

歴史をまっすぐに見つめる勇気を  西松建設中国人強制連行・強制労働事件和解

田中優より
 「こういう記事を読むと、昨日まで悪人だった西松建設が善人に見える。 
きっと被害者の方ももっとそう感じるんだろう。 
日本は過去に対して西松建設のように対処してほしい。」   


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「歴史をまっすぐに見つめる勇気を 
――最高裁付言を生かした西松建設中国人強制連行・強制労働事件和解――」
 (法学館憲法研究所) http://www.jicl.jp/hitokoto/backnumber/20091123.html  

2009年10月23日、西松建設中国人強制連行・強制労働損害賠償請求事件について、 同社と中国人当事者らとの間で和解が成立した。  

共同記者会見に臨んだ、今や数少なくなってしまった受難当時の生存者の1人である 邵義誠氏は、受難者を代表して本和解の不十分性を指摘しつつも、この問題の解決を 避けている他の企業及び日本国家に比べ、真摯に歴史に向き合おうとする西松建設の 姿勢を評価すると声明し、和解成立に至ったことについて「中国人当事者及び関係者 のご努力に感謝します」とコメントした同社の代理人弁護士と「今日からは友人とな る」として握手した。