2017年8月4日

『木を活かす(下)~家が人を傷つける ~』

この写真をご覧ください。




こんな収納棚、普通の家にありそうですよね?

でもこれって、本当に「木の棚」なんでしょうか?
それとも・・?

こういった化学物質を毎日吸っている人も多いです。

食べ物、飲み物をオーガニックを目指すと同時に、
毎日暮らす住宅も、オーガニックを目指してみませんか?

メルマガでは田中優が実践する解決例も提示しています。


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(メルマガ本文より)

「たとえば普通の家には合板が下地材に使われ、表面だけ印刷物の木目をプリントしただけのフローリングが貼られ、壁にはビニールの壁紙が接着剤で貼られる。

 ベニヤ板とは熱帯材などを薄く剥いだものを奇数枚数だけタテヨコ直角に貼り合わせたもので、重さでも価格でも主たるものは接着剤だ。値段は同じ大きさの紙より安い値段で売られていて、そこからは接着剤由来のホルムアルデヒドが飛散する。

 写真のようにこうした「印刷した木目」は家具によく使われ、その内側は写真のように合板か、MDF(中密度繊維板)が使われている。どちらも接着剤で成形されているので、ホルムアルデヒドの飛散は避けられない。

 よく「Fフォースター(F☆☆☆☆)」だから安全だと言われるが、「Fフォースター」は安全なのではなく、含んでいることの証明になるだけだ。

 含まれていないものは「Fフォースター」の表示がない。


 こう書くとまるで気にし過ぎのように聞こえるかもしれないが、ホルムアルデヒドはアメリカ環境保護庁により、2010年より「白血病、ホジキンリンパ腫、上咽頭ガン」の「ユニットリスク」が公表されている。

 生涯、1μg/m3(1立方メートル当たり1マイクログラム)の環境下において「1万人あたり1.1名がホルムアルデヒドを原因とするガンになる」という確率だ。

 日本ではこの規制はシックハウス症候群に対する規制も罰則もなく、ただガイドラインがあるのみとなっている。」


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